2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

神様がくれた指 佐藤多佳子(著) 73点

誤診列島 中野次郎(著) 75点内容(「BOOK」データベースより) 未熟な医師を育て、粗雑な医療を施し、しかも過誤の責任の所在すら明らかにしない。こんな誤診大国が放置されているのは一体なぜなのか?ニッポンの医学教育の貧困、医学界の密室性、研究予…

小説大逆事件 佐木隆三(著) 69点内容(「BOOK」データベースより) 明治43年、政府は明治天皇の暗殺を企てたとして大量の社会主義者を検挙、翌年1月には幸徳秋水を含む12名の処刑を断行した。反政府活動とそれに対する国家の徹底した弾圧という、近代日…

臨床に吹く風 徳永進(著) 74点内容(「BOOK」データベースより) 鳥取赤十字病院の内科医徳永先生の一日は忙しい。さまざまな年齢の患者さんが、それぞれ病気と悩みをもって訪れる。そこは生と死の交錯する小さな戦場でもある。深夜の病床をみまわり、「…

霞が関残酷物語 西村健(著)73点内容(「BOOK」データベースより) 誰をも幸福にしない霞が関というシステム―その元凶、“身分差別”人事。キャリア/ノンキャリア、事務官/技官。そして官もひれ伏す政という雲上界。不透明な腐敗の構造にメスを入れる。

長い腕 川崎草志(著) 78点

野中広務差別と権力 魚住昭(著) 78点内容(「MARC」データベースより) 部落差別の壁に挑み、頂点まで登りつめる寸前、なぜ「影の総理」は躓いたのか? 被差別部落出身の優等生が戦後の混乱の中で頭角を現し、一時は自民党を牛耳ったものの、思いもよらぬ…

大病院「手術名医」の嘘 近藤誠(著) 73点内容(「BOOK」データベースより) 「インフォームド・コンセント」とは名ばかりで、他の治療法の吟味も不十分なまま危険な手術に誘導され、医療事故に巻き込まれるケースが後を絶たない。相手が「手術の名手」「…

ドナービジネス 一橋文哉(著) 78点内容(「BOOK」データベースより) 人体をビジネスにする―それは生命への冒涜なのか、それとも究極の資本主義なのか。臓器移植、代理出産、クローン技術。医療の発達とともに、部品としての人体に価値が見出されて行く…

パワーオフ 井上夢人(著) 77点内容(「BOOK」データベースより) 高校の実習の授業中、コンピュータ制御されたドリルの刃が生徒の掌を貫いた。モニター画面には、「おきのどくさま…」というメッセージが表示されていた。次々と事件を起こすこの新型ウィ…